ベンチャーキャピタル venture capital 2003 8 22
今日の新聞には、ベンチャーキャピタルのことが、記事としてありました。
ベンチャーキャピタルは、英訳すると、venture capitalという訳語もありますが、
risk capitalという訳語もあります。
しかし、記事によると、ベンチャーキャピタルがリスクを恐れて、
銀行化したそうです。まるで、銀行のようになったそうです。
これは、将来的には、大きな問題になると思います。
アメリカが、成功したのは、機会の平等、チャンスの平等が、
社会的に確立していたからです。
チャンスの平等があるからこそ、リスクがあっても、
何度でも挑戦し、その中から、成功者が出現したのです。
これを資金的に支えていたのが、ベンチャーキャピタルだったのです。
資金面で、チャンスの平等が崩壊してしまうと、
社会が、結果の平等に傾く可能性があります。
結果の平等によって、アメリカが傾く可能性があります。
チャンスの平等こそ、アメリカの原動力です。
アイディアや技術があっても、資金がない。
そこで、ベンチャーキャピタルが活躍して、成功者が出現してきたのです。
チャンスの平等を資金的に保証する必要があります。
アイディアがあって、資金がないとは、似たような立場にありますね。
私の場合は、若い時に、自分の力で、未来を開拓しようと、家を出ました。
そして、ある程度の財産を作りました。
しかし、田舎にいる、年老いた両親が家を建て替えたいと言うので、
資金を提供しました。
また、ゼロから、やり直しとなったのです。
さて、日本では、冷夏が続いていましたが、
急に暑さが戻り、日本の夏になりました。
流通業界の人は、今さら、暑くなっても困ると言っています。
時々、私の家に飛んできた白い鳩も、
暑さのせいか、見かけないですね。